活動予定・報告

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2021年7月7日「第4回/第5回JTS山本邦山記念賞」ならびに「第2回/第3回JTS学術賞」贈呈式を執り行いました
2021.07.14 | Category 活動報告

2021年7月7日に、「第4回/第5回JTS山本邦山記念賞」ならびに「第2回/第3回JTS学術賞」贈呈式を執り行いました。
昨年はコロナ禍のため、両賞の贈呈式を開催できなかったため、2019年、2020年両年度併せてのご受賞者への贈呈となりました。

贈呈式は、国際文化会館(東京都港区)において、「第16回JTSサロン」に引き続き、執り行いました。
受賞者は以下の方々です:
※写真撮影時のみマスクを外していただきました。

【2019年度】
「第4回JTS山本邦山記念賞」

隈 研吾氏 (隈研吾建築都市設計事務所代表)

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「第2回JTS学術賞」

菊池 康紀氏 (東京大学 未来ビジョン研究センター准教授/「プラチナ社会」総括寄付講座代表)

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【2020年度】
「第5回JTS山本邦山記念賞」

林 英哲氏 (太鼓奏者 英哲風雲の会代表)

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「第3回JTS学術賞」(2名受賞)

島 泰三氏 (日本アイアイ・ファンド代表)

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山川 宏氏 (国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構理事長)

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小宮山宏弊法人代表理事より、上記受賞者の方々に賞状・記念品、ならびに副賞を授与させていただきました。
各受賞者からは、取り組まれているご研究や活動、今後の抱負等についてお話をいただきました。

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■隈研吾氏ご略歴: 1954年生。東京大学大学院建築学専攻修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。
1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他)、国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。

■菊池康紀氏ご略歴: 東京大学工学部化学システム工学科卒業、2006年3月同工学系研究科化学システム工学専攻 修士課程修了、2009年3月同専攻 博士課程修了博士(工学)、2009年4月同専攻助教、2011年7月-9月スイス連邦工科大学チューリッヒ校 Academic Guest、2012年4月東京大学総長室総括プロジェクト機構特任講師、2015年10月  東京大学総長室総括プロジェクト機構特任准教授、2018年4月東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構准教授、「プラチナ社会」総括寄付講座(代表兼務)、工学系研究科化学システム工学専攻(兼担)、政策ビジョン研究センター(兼務)、2019年4月東京大学未来ビジョン研究センター准教授

■林英哲氏ご略歴: 広島県生まれ。11年間のグループ活動後、82年太鼓独奏者として活動を開始。84年初の和太鼓ソリストとしてカーネギー・ホールにデビュー。現代音楽の分野でも前例のない和太鼓ソリストとして国際的に高い評価を得た。00年にはドイツ・ワルトビューネでベルリン・フィルと共演、2万人を超える聴衆を圧倒した。太鼓独奏者としてロック、ジャズ、現代音楽、民族音楽などの演奏家と共演しながら、かつての日本の伝統にはなかったテクニックと体力を要する大太鼓のソロ奏法の創造、多種多様な太鼓群を用いた独自奏法の創作などジャンルを超越した、まったくオリジナルな太鼓表現を築きあげている。
海外のオーケストラからのソリストとしての招聘なども多く、シドニーシンフォニー、モントリオール交響楽団、香港フィルハーモニー、ウイーン・トーンキュンストラー管弦楽団、中部ドイツ放送交響楽団(MDR)などと共演。外務省・国際交流基金等からの国際友好・交流年のための現代日本文化紹介の大型派遣も多く、06年「豪州ツアー」、12年「中東4カ国ツアー」、2014年度文化交流使の任命を文化庁から受けて「カリブ海・北米ツアー」などで1ヶ月以上の長期ツアーも実施。16年2月、フランス最大のクラシックの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ2016」にはじめて招聘されオーケストラのソリストとして『飛天遊』、英哲風雲の会を率いて『澪の蓮』など5公演をナントで行い、連日満員の聴衆からスタンディングオベーションを受けた。その後、毎年フランス、東京の「ラ・フォル・ジュルネ」に参加。

■島泰三氏ご略歴: 東京大学理学部人類学教室卒業。房総自然博物館長、雑誌「にほんざる」編集長、日本野生生物研究センター主任研究員、天然記念物ニホンザルの生息地保護管理調査主任調査員(高宕山、臥牛山)などを歴任。1984年以来アイアイ調査保護、研究活動に精力的に取り組む。2002年日本アイアイ・ファンド設立、代表就任。同年マダガスカルアイアイ・ファンド名誉会長。

■山川宏氏ご略歴: 東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程修了(博士論文『On earth-moon transfer trajectory with gravitational capture(重力キャプチャーを用いた地球-月遷移軌道について)』)。宇宙科学研究所、京都大学生存圏研究所教授、内閣官房宇宙開発戦略本部事務局長(兼任)、内閣府宇宙政策委員会委員(兼任)等を経て、平成30年4月、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構理事長に研究者として初めて就任、以降「はやぶさ」プロジェクト等の成功に向けてリーダーシップを発揮、またJAXAが組織として取り組むべき課題、すなわち「宇宙を使ったグローバルな課題の解決あるいはローカルであっても社会に直結する課題の解決」、「宇宙空間における国際的ルール作り」などに、世界のリーダーとしてJAXAが先導的な研究開発を実施し、役割を果たせるよう旗振り役を担う。


第16回「JTSサロン」を開催いたしました
2021.07.14 | Category 活動報告

令和3年7月7日に、彫刻家の籔内佐斗司先生を座長としてお迎えし、「今考える岡倉天心のこころ~コロナ以後の国家指針を求めて」と題して第16回JTSサロンを開催いたしました。
籔内先生は彫刻家として、仏像の構造技法研究と修復の経験をもとにした独自の技法を駆使して、この世の事象現象の背後に潜む自然界のエネルギーを象徴する「童子」をモチーフに、多くの彫刻作品をご制作、2008年に「平城遷都1300年祭」の公式マスコットキャラクターとして発表された「せんとくん」の制作者でもいらっしゃいます。また、国宝・重文を含む多くの貴重な仏像の調査・修復にも精力的に取り組まれています。東京藝術大学を副学長としてご退職後、現在は奈良県立美術館館長、ミスパリ学園ビューティ&ウエルネス研究所所長としてご活躍されています。

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当日は、「東京藝術大学美術学部の前身である東京美術学校の創立者である岡倉天心は、日本の歴史と文化に立脚した文化戦略を提唱した孤高の哲学者であり思想家であった。近年の「失われた30年」といわれる時代に、アメリカ発のグローバル思考と経済に席巻されたわが国だが、コロナ禍によって、世界は多様性の時代が加速している。世界から日本への一方通行であったグローバル戦略の指針を、日本から世界に向けて切り変えなければならない時代に、岡倉天心の思想を振り返る意義は大きい。」という、先生の深い思いを語っていただき、日本人が先人より受け継いできた文字、言葉、そして文化や歴史について改めて振り返り、次世代にいかに伝え残していくかについて考える貴重な機会を、ご出席者にご提供できました。

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