2025年4月22日に、「第8回JTS山本邦山記念賞」ならびに「第7回JTS学術賞」贈呈式を執り行いました。
贈呈式は、伊藤国際学術研究センター(東京大学本郷キャンパス内)において、「第22回JTSサロン」席上にて執り行いました。
受賞者は以下の方々です:
【2024年度】
「第8回JTS山本邦山記念賞」
佐藤 允彦氏(ジャズピアニスト・作曲家)
吉井 讓氏(天文学者 東京大学名誉教授 アタカマ天文台(TAO)計画プロジェクト代表)
佐藤 允彦氏ご略歴: 1941年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後米国バークリー音楽院に留学、作・編曲を学ぶ。帰国後、1969年に初のリーダー・アルバム『パラジウム』でスイングジャーナル誌「日本ジャズ賞」受賞。その後も、ビッグ・バンドのための作品『四つのジャズコンポジション』(1970年)、『邪馬台賦』(1972年) で二度の芸術祭優秀賞を受賞。これまでに数多くのリーダー・アルバムを発表しており、スティーヴ・ガッド、エディ・ゴメスのトリオでレコーディングした『アモーフィズム』の全米発売や、"セレクト・ライブ・アンダー・ザ・スカイ '90"で誕生した『ランドゥーガ』(スイングジャーナル誌「日本ジャズ賞」受賞) のフランスでのリリースなど、国際的にも高い評価を得ている。ベルリン、ドナウエッシンゲン、メールス、モントルーなどのジャズ・フェスティバルへの出演、アフリカ、オーストラリア、ロシア、中南米などへのコンサート・ツアーと、国内に止まらない活動を続けている。作・編曲家としては、ナンシー・ウイルソン、アート・ファーマー、ヘレン・メリル、中川昌三、伊藤君子など様々なアーティストのレコーディングへの参加、『オーケストラと三人のインプロヴァイザーのための「乱紋」』(1986年)、『WAVE IIIとオーケストラのためのコンチェルト』(1988年) などの実験的作品、「万国博覧会~地方自治体館」(1970年)、「花と緑の博覧会~JT館」(1990年) などのパビリオン音楽、リチャード・デューセンバーグIII世の筆名でのベルエア・ストリングス・シリーズなどを手掛けている。さらに、多くのテレビ番組、映画、CMで音楽を担当。1997年に自己のプロデュース・レーベル〈BAJ Records〉を創設。バッハ、落語の出囃子、童謡、スタンダードをモティーフとした『戯楽』シリーズを発表。最近では、バーチャル・シンガーの初音ミクとのコラボレーションで音楽監督を務める。1981年から2020年まで、ミュージックカレッジ・メーザーハウスの音楽理論、作・編曲、ピアノ部門主幹講師。1993年、「ジャンル、技量にかかわらず、誰でも参加できる即興演奏」を目指すワークショップ【Randooga】を開始、フリー・インプロヴィゼイションへの簡潔なアプローチ法を提唱している。
吉井 讓氏ご略歴: 1980 東北大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士 (銀河物理学)、1982 東京大学東京天文台人工
天体運動部助手、1988 国立天文台位置天文天体力学研究系助手、1990 国立天文台位置天文天体力学研究系助教授、1994 東京大学理学系研究科教授、1996 東京大学理学系研究科木曽観測所⾧ (2 期4 年間)、2000 東京大学理学系研究科天文学教育研究センター⾧ (8 期16 年間)、2017 東京大学名誉教授、東京大学宇宙線研究所特任教授 (2022迄)、東京大学理学系研究科天文学教育研究センター特別科学顧問、米国アリゾナ大学スチュワード天文台教授、2019-24東京藝術大学特別参与、2021- 米国アリゾナ大学スチュワード天文台桂冠教授
客員歴 :1987-89 オーストラリア国立大学ストロムロ山天文台客員研究員、1990 英国ダーラム大学客員研究員、1990 デン
マーク ニールス・ボーア研究所 / 王立北欧理論物理研究所客員研究員、1992-93 オーストラリア国立大学高等研究所上級研
究員、1993 ヨーロッパ南天文台ドイツ本部客員教授、1995 デンマーク ニールス・ボーア研究所客員教授、1999 オーストラリア国
立大学高等研究所客員教授、2016-19 東京藝術大学客員教授
弊法人の小宮山宏代表理事より、上記受賞者の方々に賞状・記念品、ならびに副賞を授与させていただきました。各受賞者からは、取り組まれているご活動やご研究、今後の抱負等についてお話をいただきました。


